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もうひとつの「月世界旅行」

オッフェンバックの「月世界旅行」といえば、以前私がヴェルヌ書店に推薦した「ホフマン物語」のなかの一部を抜粋した曲でした。

同じオッフェンバック(バレエ音楽)「パリの喜び」にも収録されているので、ちょっとびっくりしました。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AA%E3%83%83%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%83%91%E3%83%AA%E3%81%AE%E5%96%9C%E3%81%B3-%E3%83%AD%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%AB-%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A8%E3%83%AB/dp/B002L9QGTM/ref=wl_it_dp_o_pC_S_nC?ie=UTF8&colid=3KNM545W3CXSC&coliid=I2ZWQ92R8NRZ77

彼の作品でもっとも有名な「天国と地獄」もこの作品の一部だったんだな、と初めて知りました。視聴してみると、この曲はバレエ音楽だけに軽快で気持ちよく聴けそうなので、いずれ、ヴェルヌ書店を経由して買う予定に入れています。

クラシック音楽って、有名な曲に隠れてほとんど演奏されない曲が多いので、誰かが「海底二万里」を作曲しているかもしれないなって、熱いロマンを抱いています。

組曲「惑星」で知られるホルストの作品に「日本組曲」なんて珍しいものがありますし。

(ちなみに画像の貼り付け方が分からないので、長いURLになってしまいました。)

年の瀬雑感

『黒いダイヤモンド』、昨日ジュンク堂池袋店の店頭にもう出ていました。
まあ、年末の物流事情を考えれば、30日発売のわけがないか。amazonでももう出荷が始まっています。

ツワネ原則は、(ヴェルヌと全く関係ないのでもう書きませんが)世界共通の「たたき」にできるように作ったもの、と考えればいいようです。
しかし、高橋源一郎の、政府は暴力で愛を強要するDV加害者だというたとえは弱いですなあ。個人的には自己免疫疾患だと思っています(これも陳腐なたとえではありますが)。

ふらふらと第一次世界大戦勃発の経過などを読んでいますと、結局瀬戸際外交が抜き差しならなくなるんですねえ。

ヴェルヌコレクションの予告はまだ出ません。イルヌーヴ氏の『独身者機械』も来年ですねえ。

まあ、楽しみは後にとっておいた方がいいとはいいます。来年はヴェルヌ研の活動にも新しい展開を期待しましょう。
と、勝手に今年を締めまして、また来年。