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(新潮文庫)海底二万里 近刊

 本日、大型書店でジュール・ヴェルヌの近刊情報を知りました。

それは、新潮文庫「トム・ソーヤの冒険」の完訳および新訳に好奇心が注がれていた時でした。文庫の帯の裏にある近刊情報に「海底二万里」のタイトルに気がつきました。

「海底二万里」上下(村松潔 訳) 帯からの情報では9月の近刊とありましたが、ネットでの情報では8月28日とありました。でもまだ、ネットでの情報は少なく、ここに貼り付けたURLだけしか見つけることはできませんでした。新潮社のサイトにも情報がない。

http://d.hatena.ne.jp/BaddieBeagle/20120705/1341451853

新潮文庫のヴェルヌ作品は抄訳版「十五少年漂流記」しかなかったので、ヴェルヌの「海底二万里」を入れてくれたのは、ヴェルヌファンとして嬉しいものがありました。

でも、なぜヴェルヌ作品を…と思い、彼の生没年から計算してみると、生まれた年から来年で185年になる。このキリ版でヴェルヌフェアをするのかな?それとも、単なる思いつきかな?どちらとも断定できないけれど、ヴェルヌ作品が再注目されるきっかけになればいいなと思いました。