記事一覧

「会誌」7月号の感想

 2日前に届いた「会誌」7月号をじっくり耽読していました。

 ちょっと、どうでもいいことですけれど、自分の投稿に気になる箇所がありました。最後のページの空白でしょうか…。メールで原稿を送った時に、確か石橋さんに「砲弾ロケット発射」の木版画をお願いします、と添えていました。おそらく、木版画のために最後のページに空白を開けられていたのかな、と思うものがありました。

 ほかの用事か何かで木版画のことを忘れたために、最後のページの空白だけが残ったのでしょうか?それだけです。あまり気にしていませんけど。それというのも、寄稿者の校正や、会報誌の印刷の発注やらで毎年5ヶ月間掛っていることを思うと、「ご苦労様です」という気持ちが先に立っているからです。

 「会誌」7月号のなかで、とりわけ面白く読んだのは、植草康浩さんの「月の歩き方」でしょうか。 「雲の海」や「静かの海」「嵐の大洋」等の詳細なご説明に魅せられていました。なんか、こちらまで月面を探索しているような感じがなんともいえませんでした。

以前、NHK-BSでやっていた「世界ふれあい街歩き」を思い出していました。月の題材からいえば、「宇宙ふれあい月歩き」といったところでしょうか。

ちょっと、個人的な雑談。
わたしは2月に電子書籍端末「Kindle paperwhite 3G」を購入してから、書棚の整理整頓に役立てています。いままでの愛読書をKindle本に替えて書棚のスペースを確保するやりかたといったところでしょうか。絶版書籍もいくつかあったのが嬉しいものがありました。グーテンベルグ21から出ているKindle本から、(ツルゲーネフ)「猟人日記」また(ジュール・ヴェルヌ)「皇帝の密使」上下

この「皇帝の密使ミハイル・ストロゴフ」は1年前にアマゾンで約4000円で購入しているので、複雑な気持ちになりました。3月末に出てきたkindle本新刊に、(H・G・ウェルズ)「月世界最初の人間」にびっくりしたことでしょうか。近いうちに購入ダウンロードする予定。

電子書籍端末は、昔からの読書家や長い作家生活をされておられる方からみれば、鬱陶しい存在なのかなと思うと、手放しに喜んでいいのかと頭を下げたくなる心境になりますね。いまでも、アマゾンで古本も買うこともあるので、それが罪滅ぼしといったところでしょうか。