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二年間の休暇

 年間予約購読している(岩波書店)「図書」1月号から、近刊書情報のなかに「二年間の休暇」上下(私市保彦 訳)2月16日刊行とありました。

  確か以前、記憶違いでなければ、掲示板上で(光文社古典新訳文庫)で刊行予定と紹介されていたようですね。なかなか刊行される様子がないので気になっていました。どうやら、(岩波少年文庫)から刊行されるらしい。となると、同文庫から出ている「海底二万里」上下(私市保彦 訳)と肩を並べることになる。

 同じ作品でもそれぞれの翻訳で楽しめる。シャーロック・ホームズもそうですけど、日本ならではの贅沢なひとときですね。さっそく、購入予定にいれています。

 それから、お尋ねしたいことがあります。刊行予定となっている「蒸気で動く家」「月世界旅行2部作」など、どちらが先になりそうですか?気になってやきもきしています。

コメント一覧

sansin 2012年01月19日(木)21時52分 編集・削除

岩波書店のホームページから児童書編集部の発行するパンフレットが見れますが、それにも載っていますね。

http://www.iwanami.co.jp/hensyu/jidou/index.html

光文社の方が止まってしまっていると伺っていましたので、よかったです。

2月には、ちくま学芸文庫からアレクサンダー・フンボルトの文集も出るようです。内容はまったく分かりませんが、副題に「絵画的記述」とあるので、図版も入るのではないでしょうか。

http://www.chikumashobo.co.jp/comingbook/

kurouchi 2012年01月20日(金)01時05分 編集・削除

私市先生の「二年間」も出ることですし、いいかげんそろそろヴェルヌ書店を改装しなくちゃいけませんね……。はい。もっとシンプルで見やすい感じにします。

ishibashi 2012年01月20日(金)14時50分 編集・削除

私市先生、紆余曲折ありましたが、刊行日も決まってよかったです。楽しみに待ちましょう。ちなみに、同じころにヴェルヌと全然関係のない拙訳も出る予定(と宣伝。東洋書林のHPの近刊で挙がっている『レジスタンス女性の手記』です。実は一箇所だけ『ミシェル・ストロゴフ』に言及あり……)。『蒸気』そのほかはまだ詳細が未定ながら、今度こそ今年中には。

話は変わって、今年は『八十日間世界一周』140周年で、ささやかに関連企画をやらせていただくことになっていますので、近く詳細をお知らせする予定です。

ishibashi 2012年01月20日(金)14時52分 編集・削除

さらにディケンズも生誕200年とか。