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今そこにある脅威の旅

このブログ、ishibashiさんとsansinさんのお二人に回していただいて、申し訳ありません。色々忙しくてなかなかネタを考える余裕がないのですが、今回は柄にもなく時事問題について語ってみたいと思います。

何といってもここ数日間の一番の話題は北朝鮮の「人工衛星」の発射! これに尽きます。小心者の私は石垣島にPAC3が配備されるなどのニュースを見て、お隣の西表島は大丈夫だろうかなどと自分でもわけの分からない心配をしながら震え上がっておりました。結果は既に皆さんご存知の通りで、発射失敗したからといって手放しでは喜べませんが、大事に至らなくてとりあえずホッとしているところです。

ところで、皆さんは北朝鮮で2006年にジュール・ヴェルヌの切手が発行されているのをご存知でしょうか。
http://jv.gilead.org.il/stamps/korea06.html

没後100周年の2005年には世界各国でヴェルヌ切手が発行されていますので、一応それを受けてのことなのでしょうが、数年前にこのことを知った時は流石にちょっと驚きました。中南米やアフリカの国々が外貨を稼ぐためにコレクター向けの切手を乱発しているのは有名ですが、かの国がそれと同様のケースとはちょっと思えません。純粋に国民にヴェルヌファンが多いと捉えるべきでしょう。何せ向こうは日本みたいに娯楽が豊富じゃありませんしね。「いやあ、ヴェルヌって本当に世界中で大人気なんだなあ〜」などと勝手に納得していました。

……が、今回の騒動を受けて、否応無しに見方が一変してしまいました。実は科学に関心を持つ子供を増やして国力を増進させる政策の一環だった——とりあえず今の私はそんな気がしてなりません。その結果があれでは……というのもアレですが(というかむしろヴェルヌらしい結末かもしれません……何をかいわんや)、こういうところからも、今の日本人がヴェルヌを忘れつつあるのはまずいのではないかと、色々妄想中です。

p.s. どうせなら『ベガンの〜』に絡めて書くべきだと後から気づきましたが、良くわからないのでそのへんはsansinさんに回します。

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kurouchi 2012年04月15日(日)14時07分 編集・削除

ずれてるのはブログ本文のほうの曜日で、コメントの曜日はずれていない模様。