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会費の払込み  ある会員の活動 18

結局、総会には参加できないことになった。まことに残念。

会報とともに出欠の葉書、会費払込用の郵便振替用紙が送られてきたので、欠席で回答する。

休みの日に郵便局へ行き、会費を払う。ついでに、会誌を2冊買うために6号と、次の7号の追加分を加算して払い込む。金額、あってたかしら。

葉書には恒例のアンケートがついていたので、例によってもっともくだらない回答を目指して記入し、これもポストに投函。

別にくだらない答えを目指す必要は何もないのだが、つい、ふざけてしまう。

ところで、せっかく石橋さんが連載するということで、「ふらんす」を半年間定期購読してみることにした。ネットで申し込むと、封書が来た。

中に入っていたのは郵便振替の用紙。

・・・会誌と同じであった。

最近では、クロード・シモン『農耕詩』や、『パウル・ツェラン詩文集』など重要な邦訳を次々出している白水社の「ふらんす」が・・・

まあ、郵便振替が悪い訳じゃないけれど。これも合わせて払い込む。

さらに、こんなホームページ があるのだった。

synaさんのジュール・ヴェルヌ・ページとともに、ヴェルヌ研究を志す者には必須の参照サイトになるだろう。

私も、今回の自由投稿で石橋さんの論文をまたさんざん参照させていただいた。ただ、その頃にはこのサイトのことを不覚にも知らず、CiNiiとか、東大の「ヨーロッパ研究」とかうろうろ検索してしまった。これからはそういうこともなくて大変ありがたい。

おしむらくは、『黒いインド』と『チャンセラー』の草稿分析を読むことのできる2論文にリンクがない(あるいは切れている?)

興味のある方は大学図書館か国会図書館でコピーすることができるから、時間のあるときに探してみる価値はあるのではないか。

以下近況雑感。

・上記『パウル・ツェラン』を買った直後に、青土社から全集が復刊された。もう金がもたん。

・偶然、片山敏彦という文学者(ロマン・ロランやツヴァイクの訳者で有名な方らしいが)のエッセイ集を読む。昔の人の文章は端正で教養豊か。いい読書になった。

・それにしてももう1年である。

コメント一覧

ishibashi 2012年03月10日(土)04時06分 編集・削除

ご紹介にあずかり恐縮です。確かに「レゾナンス」掲載論文へのリンクが切れてますね。なくなったわけではないと思うので後で調べておきます。『黒いインド』論文はもともとネット上にはありません……そのほかの文章もできるだけ公開していく方針ではいますが、いつになることやら。それに今、ヴェルヌ関連については、業績のトップに挙がっている博士論文の日本語化作業+改訂増補がようやく終わりつつあり、これは僕のヴェルヌ研究の集大成なので(たぶん註や書誌も含めて原稿用紙1000枚になるでしょう)、日本語で発表した論文やエッセイはほぼすべて、なんらかの形で取り込まれています。その過程で読み返したところ、いやはや、間違いがいろいろあるのは自覚していましたが、なんという文章と構成のひどさ(今もある程度自負できるのは、仏文学会誌の『八十日』論とSITE ZEROの気球論、それにワセブンのビュトール論くらい)。かなり直しが入ったので、いずれ博論が日の目を見たら、こちらを見ていただければよくなるはず、と思うと旧稿の公開には億劫になるばかり……とはいえ、一度出したものは資料的価値はあるし、今はとにかくネット上にないとなかなか読んでもらえないことも確かなので。