記事一覧

著者校  ある会員の活動17

もう2月も後半である。

自由投稿の著者校が来ていたのだが、なんやかやで遅れてしまった。

そうこうしているうちに特集用原稿の著者校も届いた。

どうも最近集中力に欠けているなあ、と思いつつ、少しずつやってようやく編集長に発送した。

ところが、送った次の日にはもう見落とした部分の確認メールが来てしまった。

全く気づいていなかったところで、恐縮しつつ回答を返信する。

まだ途中までしか見てないとのことで、このていたらくではこれからどれだけ出てくるか分かったものではなく、戦々恐々としている。

編集長もこれでは安心できず、勢い慎重に読み直しを迫られる訳で、却って手間であろうから、申し訳ないことである。

総会も3月20日と決まったのだが、これも仕事の関係で出られない可能性が強くなってしまった。

(私の会社は完全な休業日が元旦しかない)

いささか、ヴェルヌとは関係ない要因が活動に支障を生じさせているのは否めないようだ。

まあ、会員活動は(内在的には)終わりはないのであるから、長い間にはそういう年も出てくる。短期のことで動揺することなく、着実にやっていきたい。

ところで最近のトピックについて少々コメント。

・私市先生訳の『二年間の休暇』入手。既訳との読み比べや、会誌3号の記事を参照して読むなど、会員ならではの読む楽しみを味わうのはこれから。wikipediaの件は今回初めて知って見てみたのだが、まあ何のことやら知らない人も多いだろうから、あれでいいのでは。

・石橋さんの『八十日間』の記事のコメントで、ハヤカワの『ルパン』シリーズ打ち止めというのは私もショック。せめて『813』、『虎の牙』の新訳が読みたかった。
『813』は文庫では新潮文庫の堀口大学訳しかなく(!)、『虎の牙』の創元推理文庫版は原著の改訂版を部分的にしか参照していない折衷版と聞いており、あと完訳はどちらも偕成社板しかない。偕成社版が悪いとは言わないが、やはり大人向けがほしい。それに、『虎の牙』は偕成社でも単行本全集版しかないのだ。

・『センター・オブ・ジ・アース』の続編、うーん、サイトを見る限り、主役がブレンダン・フレイザーじゃなくなっている時点で、前作とのつながりもほとんどない。「ヴェルニアン」云々の変な解釈は、少年の父親からさかのぼって祖父になったってことらしい。でも、まさか巨大生物から逃げまくってどうやって脱出するか、だけの話じゃないよね・・・いずれにせよ、総会にも出れないかも知れないのに見に行く暇はなし。

・エール『月世界旅行』も無事届いてるのだが、まだ封も切ってない。15分程度なんだから、飯を食いながらでも見ればいいのか・・申し訳ないがサウンドには興味なし。

コメント一覧