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校正   ある会員の活動27

今日の東京は大雪、というより吹雪になった。外出された方もいらしたと思うが、大丈夫でしょうか。

ところでヴェルヌ関連といえばやはり昨夜放送された世界初のダイオウイカの映像であろう。予告編でも『海底二万里』の、斧をふるうネモの挿絵が使われまくりだった。もはや伝説扱いである。

ご存じのとおり『海底』に出てくるのは poulpe、タコなのだけど。アロナックスが伝説を解説するくだりの挿絵がどう見てもイカなのがいけないのか。
(それとも、フランス語だとイカとタコの区別が日本語と違うのか?)

ま、そんなことどうでもいいか、と思うほどダイオウイカの映像は迫力があった。ライトにギラギラ光ってグロテスク。いいなあ。

その何日か前、深夜のニュース枠で若いコメンテーターが「CGですか? NHKの番宣ですよね? どうでもいいんですけど」と醒めたコメントを発していた。

これをどうでもいい、という若造がいるから番宣打ってでも視聴率あげなきゃいけないのだが・・CGかどうかは番組をちゃんと見れば分かるので。

ちょっと残念なのは、比較対象がとぼしく、大きさが実感できなかった。もちろん人間よりずっと大きかったようだ。

本題が遅くなったが、年始にさっそくゲラがあがって校正。

うう、今回は文章が(特に)ひどい。自分で読み返して悲しい。あわてたり悩んだりして書くとろくなことがない。
wordの横書きで作ったので、半角記号で打ってしまったものが縦書きだとみんな横向きになっている。ご迷惑をおかけしてしまったようだ。

訂正も多く、どうしても追加したい文章も出てきて、お詫びとともにまとめて送る。編集長がチェックをいれて編集担当に戻すとのこと。と思ったら、並行して進めてくださっていた第三者校正でも、文章のおかしい部分が指摘されてきたとのことで、これも大急ぎで訂正案を返信。ふう。

いろいろと反省が多い今回の投稿である。もう何も出てこないといいが。

新年会の案内も来ている。これはまた後日報告します。

コメント一覧

Cyrus Harding42 2013年01月14日(月)23時32分 編集・削除

NHKで放映された「ダイオウイカの特集」。初めて生きている姿で映像に捉えられたというのが凄いものがありました。

「海底二万里」に登場する大ダコは、クラーケンのほうが迫力がありそうな気がします。最近の映画…タイトルど忘れした。神々との闘い。溶岩をまとったクロノスが出てくる映画でした。そのなかでクラーケンも出てくるんです。
 まだここでは話題になっていませんが、現在公開中の「レ・ミゼラブル」ご覧になられた方のコメントお聞きしたいですね。

それから、「ガンクラブ3部作」の刊行時期が気になります。そろそろ金額も気になりますので。

ishibashi 2013年01月15日(火)13時53分 編集・削除

ダイオウイカについてはもはや多くの方がコメントしていることに付け加えることはないですね。いやいや、よかったです。

『海底二万里』、poulpeも使われ、八本の足といっている一方で、アレクトン号の出会う怪物、そして実際に登場した怪物についてはcalmar(イカ)といっちゃっているアロナックス先生には本当に困ってしまいます。ヴェルヌの元ネタも混乱しているんで仕方がないっちゃ仕方がないんですが。ただ、ヴェルヌはユゴーがフランス語に導入したpieuvreは一度も使っていない。これは『海で働く人々』に登場するおぞましい吸血オオダコを描く際にユゴーが用いたノルマンディ方言で、この後、フランス語に定着したものです。が、二十世紀後半以後は、ディズニー映画の影響が強いせいか、『海底二万里』のタコはcalmar geant(ダイオウイカ)ということにフランスでもなってしまっている感じですね。実際、原作でもcalmarは使われているし。数年前に初めてダイオウイカの静止画像が撮影されたのがニュースになった時、フランスにいたんですが、朝の情報番組を長年担当しているおじさんキャスターが、「ヴェルヌのcalmar geantだよ」としたり顔でコメントしておりました。

インスクリプトは遅れに遅れていてすみません。なにせまだ初校が終わっていない……困っています。三月にでればいいですが、四月にずれ込みそう。お値段は……四千円を超えるかな……

sansin 2013年01月15日(火)22時53分 編集・削除

では、お小遣いを貯めておきましょう(笑)

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