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Jules Verne Page 掲示板閉鎖

掲示板に参加させていただいて9年近くなりました。
掲示板閉鎖の画面を見たとき感慨無量の感に打たれていました。不思議なことに残念な気持ちはありませんでした。掲示板に初めて参加した時、初期はコンセイユと名乗っていましたが、ほかに同じハンドルネームを持つ方がいらしたので、考え抜いてサイラス・ハーディング大佐としていたのが懐かしいものがあります。
 その後、物々しいなと思い、当時掲示板に初めて参加した時の年齢42歳を末尾に入れてサイラス・ハーディング42となった訳でした。

 Synaさんは何らかの形で掲示板の記事を残されたい、と仰っていたのが思い出されますが、閉鎖画面を見る限りおそらく無理だったようですね。最近の会誌で掲示板での「謎のサメ」やりとりを編集して掲載させてもらいました。掲示板閉鎖、および記事閲覧不可能となっては「ティントレア談」を掲載したのは良い選択だったと自分でも思います。

 書かなかったら、すべて水の泡でしたから安堵しました。

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syna 2011年07月01日(金)23時30分 編集・削除

6/30で閉鎖とはいえ本当に即日で消えてしまうとは。データは全部手元に残っていますので、準備ができたら過去ログとして公開したいと思っています。ヴェルヌ掲示板としての機能はこのブログで引き継いでいってもらえればと思います。

ishibashi 2011年07月02日(土)23時34分 編集・削除

うーん、実際に消えてしまうとやはり寂しいですね。個人的には2005年の没後百年の出版ラッシュを現地から報告した時の熱に浮かされたような日々を思い出します。直前に、サン・ミシェルの書店ジベール・ジョゼフに中古で貴重なヴェルヌ文献がどっと安価で売りに出てまとめて入手し、さらにスリジーの十日間の学会で何人かのヴェルヌ研究家と初めて知り合い、博論の執筆の準備が一気に整ったのですが、その時には、天佑ということを本当に実感したものです。過去ログを読むとその時のことが甦るんですよね……