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校正の続き  ある会員の活動40

何とか先月中に校正を終え、発送しました。

そうこうしている内にオリンピックが終わって、パラリンピックが始まりました。こういう間くらいは皆、なかよくしてればいいと思うのですがね。

浅田真央は、たぶん本人もまだ納得してないから世界選手権に出るのではないでしょうか。振り返ってみれば、手放しで喜ぶ演技ではなかった。
陸上だとゾーンに入る、という表現がありますが、まだゾーンに入ってない。
次に期待しましょう。

おとといになって再校がアップされ、またパソコンをじっとにらむ夜。
しかし、この時点で気付いていない間違いというのは、まさに意識の死角をついたものが多い。

さきほど指摘があったのは、必携ともいうべき私市保彦先生の『名編集者エッツェルと巨匠たち』の、

タイトルを間違えてました。

うそお。・・じぇがいくつあっても足りない。確か書いてる間、ずっと脇に置いてたはずなのだ。

という感じで、こうなると本人は絶対に気付かない。
絶対に間違えてないと思い込んでいるから。

(なんか今のくだり新井素子っぽいが)

まあ、そこを自分を突き放し、むちうってチェックを入れるのでありました。

しかし一方で読書会の準備もしなければ。

ハンガリーが舞台なので、雰囲気を出すためにとりあえずバルトークを聴いてみる。
(単純だなあ)
バルトークはもうちょっと後の人ですが、ハンガリーの民族音楽を掘り起こして近代化したのは有名な話。

19世紀はヨーロッパの激動期で、ハンガリーもご多分にもれずむちゃくちゃな歴史的変転があります。その辺も調べるといろいろ面白い。
ヴェルヌはそれを知ってか知らずか好き勝手なことを書いてます。
基本的に農業国らしいのですがね・・

しかし、この話は面白い。読書会が楽しみです。

以下どうでもいい話ですが、今度某生物学者が「ドリトル先生航海記」を、某聞く力のエッセイストが「ウィニー・ザ・プー」を翻訳するそうですね。

なんとまあ、井伏鱒二や石井桃子に挑戦するとは。幕下が白鵬と立ち会うような話ではないか。

たしかに古めかしい日本語だと思う人も増えているようですが、なんでも現代語にすりゃいいってもんでもないでしょうに。

もっとも、中江兆民の「翻訳」も近々出るそうですので、いずれは「ぼくネコです」とか、「石炭ももう積んじゃったし」とか、そういう文章でいいようになるんでしょうね(遠い目)。

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未承認 2017年09月21日(木)14時32分 編集・削除

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